共通の認識を持つ似たもの同士を集める卦、天火同人と呼ばれる卦をご紹介したいと思います。この卦は非常に強い性格を持っているようです。その分、効き目も期待できるはずですので、使用には注意が必要です。その点はご注意ください。

まずは卦の形を押さえておきましょう。同人の卦は上から陽−陽−陽、陽−陰−陽で表現されます。5つの陽に陰が1つだけ含まれている形です。その陰は下から2つめにあります。陰が1つのみで他は陽であるのがこの卦の強さを表します。

上の形は乾(けん)と呼ばれ、球状の玉や天、目標、理想などを意味する形です。陽のみでできているので、どこにも弱さがなく完全な形を作っているので、丸いものを意味したり、完全な状態である目標を意味することになりますね。

そして下の形は、離(り)と呼ばれ、火、明るい光、目や美しいものを意味する形です。陰が陽に挿まれた形は中に含まれる穴を象っていて、そこから目を意味することになり、さらに見ることを意味したりします。

ですから同人の卦は理想を目標にして共有する形だといえます。この形は追求すべき目標がとても大切なことだと教えてくれます。何かを誰かと目指すなら予祝の形としてとてもふさわしいでしょう。

職場に限らず共有することが大切だとあちらこちらで耳にします。学校でも体育祭、文化祭などのイベントを目の前にして、普段のライバル関係を横において協力関係を必要とする場合が少なくないからです。もちろん仲良しカップルでも同じ事に違いありません。

しかし、何を共有するべきかについてあまり語られないのももう一つの現実です。よく聞かされるのは「こころをひとつにして」という言葉でしょうか。これはしかし何も目標らしきことを表していないのではないでしょうか。

カップルであれば、幸福な結婚がゴールでしょうか。でも幸福な結婚を目指すというゴールが本当に共有されているか、同人になっているのかは約束できないかも知れません。幸福な結婚とは何かについて、つまり目標についてもっと明確にしていく必要があります。

そして結婚していれば、幸せな家庭形成がゴールかも知れません。そのようなゴールを目指す相手がいること自体が、幸せなことですよね。しかし、その先に進むことができるのです。なので、明確なゴールは必要になります。

ビジネスであれば、目標達成、売り上げ達成がゴールでしょう。社員一同が一丸になって経営努力をするはず。その状態が形作られるのを同人は示しています。協力者もいるに違いありません。そのような協力者などの周囲がしっかりとゴールを理解してもらえるように努力する必要もあるでしょう。

仲間内でゴールが何であるかをしっかりと考えて、イメージすることを同人の卦は示しています。それが大切なポイントであることは改めて述べるまでもないですよね。

そうでなければ時として仲間だと思っていたのにゴール設定が違っていたりで失敗に終わる危険が高まります。単にこころをひとつにしただけでは、仲良し会に終わるでしょうし。カップルでもいずれ目標を勘違いし始めるかもしれません。

デートの目標は何でしょうか。楽しい時を過ごすためですか?それもあるでしょう。夢を共有するためですか?それも大切です。次の約束を忘れずに?あなたはかなりモテる人に違いありません。でも大切なことが残っています。

会社で頻繁に催される懇親会の目標は何でしょうか。同僚の人となりを理解することでしょうか?それは業務遂行の参考になります。しかし大切なポイントはデートと変わりません。それらのイベントを利用して同人のゴールを再確認しましょう。それを忘れてはいけません。