恋愛に関する相談は易占をしているともっとも件数が多いといえそです。もちろん女性が多いわけで、男性としては女性の気持ちをストレートに聞く機会に恵まれる結果になり、男性の視点から彼女たちの苦労に同情を感じ、切なくなることもよくあります。

彼女たちの悩みを一言で言えば、思いが伝わらないというもどかしさかも知れません。でも男性の一人として、その訴えを見つめるのも違う思いをもつようになります。それは恋愛の意味に男女差があるなあという思いです。

さて易経では、恋愛もビジネスも同じ道程を想定します。簡単にまとめれば、ゴールを決めたら、過程を楽しむのが手順です。ですから、いろいろな経験を通じて、過程を辿って何かのゴールに到達するという考え方が中心にあります。

そのような旅のような恋愛やビジネスに必要な最初のものはゴールです。なので恋愛のゴールとしての家人卦をご紹介しましょう。この卦を予祝として用いることで、恋愛のゴールを明確にしておくのが恋愛のスタートを上手にできるようになる秘訣になります。

それから大切な関係を維持して育てるために必要なのは一緒にいる時間をどのように過ごすかです。そのために使える、時間の共有で女性が幸せを感じるのを予祝する予卦を紹介します。これを相手の人と一緒に予祝できれば、デートが充実するでしょう。

そのような卦は他にも用意されています。楽しい時間を過ごしたい比卦がきっとお役に立つに違いありません。楽しい時間は一人だとそれなりですが、二人で楽しむことでさらに喜びが大きくなっていくでしょう。

でも楽しさだけだと先に進む力は発揮できないことも。ステップを進めるためには欠かせない大事があります。二人の関係だからこれが大切な中孚なる卦を押さえておかなければいけません。孚という字は浮という字の三水を取り除いた文字です。

たまには若さを楽しむのも悪くない沢卦と主張します。沢は流れる水を意味しますが、その形が若い女性が口を開けて笑っている姿を表現するともされており、喜楽を意味します。この卦はまた孚の卦の変形だと考えられ、喜びと密接に関わっていて効果が期待できます。

そして確実に前に進んで実を結ぶ漸卦を逃せません。物事を徐々に進めて、一歩一歩を確実にしていくのが肝要でしょう。これを予祝してうっかりに警戒しておくに超したことはありません。

女性に限らず、対人関係の悩みは相手をコントロールできないという本音が隠れています。直接支配する方法を提唱しているところもあるのですが、東洋思想ではあまり好まれないようです。相手を同じ人格として尊ぶのであれば、どのような方法で接するかは明確でしょう。

恋愛は相互関係には男女差があります。これを理解できれば、恋愛のすれ違い感覚を解決できるはずです。どちらの思いも本当なのに気持ちがすれ違うのは相互関係の理解に男女差がああるからなのですね。

いわゆる役割期待では上手くいきません。役割が時と場合によって変化するからです。自分を表現することと相手を理解するために知っておくことで解決するはずです。相手を尊重する意味はここにあります。尊重するためには理解が欠かせません。

大きい誘惑がありますが、それに心を任せると関係が破綻します。それは絶対に手放してはならないという強い思いです。別れたくないという思いは相手を束縛します。束縛を喜ぶ人格には問題が潜んでいる可能性が高いです。

自由とは相手の選択を認めることですから、相手が違う道を選んだら、譲る程度の気持ちに押さえておくと、相手が束縛を感じず、貴女の魅力に捕らえられているのにも気づかないに違いありません。